2017・1・15
1月度 放射NO!会議 討議報告
1、情報交換
・「1月度 脱原発関連のイベント」を説明しました。
・「“灯油ストーブでガソリンを燃やす”プルサーマル」を説明しました。
~原発を稼働させるためにプルサーマルというのは筋違い。使用済み燃料を処理したいになら、他の先進国がやっているような、もっと手軽な直接処理の“ワンススルー”方式でもできるはず。
~プルサーマルを推進したい関係者は「ウラン資源の有効活用と言っているが建前では。
~資源の活用効率としての経済的な点からも言っても説得力がない。
~電力事業者はコスト的に高いMOX燃料の使用には及び腰
~核兵器の元になるプルトニウム技術を手放したくないのでは。
~ドイツがなぜ原発を止めたのか。経済的なことよりも危ないことが分かってのことか。
~ドイツがやめたのは政府ではなく、住民からの呼びかけ、働きかけがあったからだ。
~アメリカがやめたのに、日本に売っているのは、実験されているのではないのか。
~日本もかつてDDTのように、同じようにアジアで押し付けたこともある。
~かつてロシアの核兵器秘密基地の近郊で、核廃棄物を野ざらしに放棄したため、そこの住民は住めず、集団移住したことがある。
・福島から避難している子供がいじめられて、母親がそのことを先生に話したが、しらん顔をされたと聞いて、信じられなかった。
~150万円も巻き上げられても、いじめの対象ではではないとは、事なかれ主義そこもの。
~福島の人たちの中でも保障の額に差があり、妬み等あるらしい。
~問題の根源を問わず、上と戦わないで、手軽な下をいじめる。考え方を変えないと。
~福島原発から離れた所の人でも多くのお金をもらっているらしい。口止めでは。
~避難者でがん亡くなった方が病院に入院したが、良くされなかったらしい。
~甲状腺検診もどの病院でも積極的に受診できないらしい。福島医大をはじめとする関係者からの圧力があるのか。
・小田原のかまぼこの会社が自然エネルギーで地域に貢献していると聞いたが、うれしい。
・鹿児島県知事のジェスチャーぶりにはがっかりした。法的な根拠がないことは分かって
いたはずなのに、選挙向けだったのかと疑いたくなる。
・その点新潟の米山さんは頑張っているが、状況によってはどうなることか。かつて推進
していたとも聞いているので、どこまで頑張れるか心配。
2、広瀬 隆氏の講演会について
~これまで2回の実行委員会を開催し、チラシの原稿について検討してきた。
~その要望をデザイナーにお願いし、聞き入れて頂いた原稿が出来上がった。
~これを広瀬さんにも送り、了承を頂いた。
~この案で印刷をしたい旨、賛成して頂いた。
~A4版チラシ4,000部とA2版ポスター20部の発注を昨日14日に行った。
~これらの印刷が出来上がるころに、配布方法についての打ち合わせを行いたく、改めて
招集させていただくのでご協力をお願いします。
~ニュータウンは全戸配布するが、それ以外の町の母親に呼びかける為にどうすれば
よいか検討したい。例えば下校時に子供に配るとか。
~新聞折り込みは、コスト的に難しいのでは。
~会場の段取りや当日の準備の検討については、2月度の会議で行います。
3、「脱原発・自然エネルギーを実現する会」の立上げ、参加について。
~映画「日本と原発」を河合弁護士と共に制作された、木村結さんがこの度標記の団体を
立上げたいと、同様な活動をしている団体に参加を呼び掛けています。
~当「放射NO!会議」も参加したい旨、諮りましたところ賛同を得られました。
~昨日、参加を申し込み受け入れて頂きました。
~具体的なことは後日お知らせいただけるとのことですので、追ってご連絡します。
4、「さよなら原発 こんにちは自然エネルギーの集い」について。
~3月11日に小川町リリック小川で、北埼玉脱原発関係者らによる“集い”が開催されます。当「放射NO!会議」も呼びかけ団体になっています。
~毎月第2土曜日を「放射NO!会議」としていましたが、今回はこの集いを優先したい。
~その代わりをいつにするかは、次回2月度の会議で検討したい。
5、「原発ものしり帖」HPの更新について
~今回の「プルサーマル」のページを追加し、2017・1版として更新します
●次回は、
2月11日(土)午後1時30~、ふれあいセンター(2F 調理実習室)
で、開催します。
大滝 敬三郎 090-5326-2464
2016・12・4
12月度 放射NO!会議 討議報告
1、情報交換
・「12月度 脱原発関連のイベント」を説明しました。
・「民をだまし、全てを奪った国と東電の責任を問う井戸川裁判」を説明しました。
~井戸川さんは、避難時大量被ばくしたが、放射能は目に見えず、五感ではわからない。
~避難されている方は憲法からも見放されているのに、国民は騒がない。夏の国会前はもう冷めているのか。韓国がうらやましい
~チェルノブイリでの放射能区分では、5mSv超は強制避難ゾーンなのに、福島では
居住可能区域になっている。とんでもないことだ。(「帰還と除染」11・27改訂参照)
~マスコミがこの区分比較を報道すればよいのに、わざとか報道しない。
~チェルノブイリ区分で管理すると日本では住むところが無くなる。
2、広瀬 隆氏の講演会について
~2017年3月5日(日)で、広瀬さんのアポと会場(鳩山町ふれあいセンター)の予約が取れました。
~広瀬さんから、講演の内容は「福島現地と東日本の被ばくの現状」と「迫る次の大地震の脅威」で、講演の演題はこちらで決めるようにとのことです。
~広瀬さんは、いろいろなことをたくさん話したく、講演時間を3時間欲しいとの事なので、会場の借用時間からすると、講演開始を午後1時30分とする。
~子供のいる若い母親に呼びかける為、料金は500円とし、高校生以下は無料。
子供ずれの入場可とする。託児や会場レイアウト等は今後検討する。
~これらの内容を記載した仮のチラシを12月4日に開催される「福島みずほさんと語ろう」の会場で配布する。その題名は、仮題「放射能を知ろう」子供さんやお孫さんを守るために とする。
~正式なチラシの原稿は、12月9日(金)午後1時30分、ふれあいセンターで
再度検討する。
3、「原発ものしり帖」のHP開設について。
~「原発ものしり帖」のHP (http://genpatu-monosiricho.jimdo.com/)開設しました。
~ただ、ご指導を頂きながら、恐る恐るやっと開設したもので、全く味気のない表紙ですので、どなたか“お化粧”をして下さい。お連絡いただければ編集のパスワードをお知らせします。
~知人、友人に広めて頂ければ幸いです。
4、土壌の放射能測定について。
~坂戸近隣の土壌と栽培しているゴウヤの検査を「森の測定室 滑川」にお願いした。
~土壌は、2011年3月以降堀起こされておらず、かつ地表から5Cm以内ということなので、採取場所を探すに苦労した。結局、河川敷の2カ所から採取した。
~一カ所は、66.7Bq/Kg、もう一カ所は、130 Bq/Kgであった。
~栽培しているゴウヤは不検出とのことであった。
~地表にはまだたくさんの放射性物質があり、子供を遊ばせるところがない。
~このことをまじめに直視すると、日本では住めるところがない。これ以上悪くすることがない様にするしかない。
~東京新聞に、東京湾に注ぐ花見川河口で最大789ベクレルが検出されたと報道された。
6年たってもまだ山から流れてくるのか。
5、忘年会について
日時;12月20日(火)
場所;東武東上線 坂戸駅南口 魚民(リムジンバス乗り場の横)
会費;時価(大体3,000円~4,000円ぐらい)
参加される方は、12月10日までにご連絡ください。
●次回は、
1月14日(土)午後1時30~、ふれあいセンター(2F 調理実習室)
で、開催します。
大滝 敬三郎
350-0314 鳩山町楓ケ丘2-23-3
090-5326-2464